カットクロスのサイズ別、とれる正方形の枚数
縫い代0.7 cmで裁つ正方形の枚数です。縦横どちら向きに並べても多くとれるほうで数えています(布を縦横に並べ、すき間なく裁った場合)。
| カットクロスの大きさ | 仕上がり7 cm(8.4 cm角) | 8 cm(9.4 cm角) | 10 cm(11.4 cm角) | 5 in角(12.7 cm) | 12 cm(13.4 cm角) |
|---|---|---|---|---|---|
| 約35×30 cm | 12枚 | 9枚 | 6枚 | 4枚 | 4枚 |
| 約44×50 cm | 25枚 | 20枚 | 12枚 | 9枚 | 9枚 |
| 約40×55 cm | 24枚 | 20枚 | 12枚 | 12枚 | 8枚 |
| 約50×55 cm | 30枚 | 25枚 | 16枚 | 12枚 | 12枚 |
| 約70×70 cm | 64枚 | 49枚 | 36枚 | 25枚 | 25枚 |
| 110 cm幅の50 cmカット(有効約104×50 cm) | 60枚 | 55枚 | 36枚 | 24枚 | 21枚 |
計算はかんたん。「横に何枚 × 縦に何枚」です。たとえば約50×55 cmで11.4 cm角なら、50 ÷ 11.4 = 4.38 で4枚、55 ÷ 11.4 = 4.82 で4枚、4 × 4 = 16枚。
表示サイズは「約」なので、実際は数ミリから1 cmほど違うことがあります。地直しで端をまっすぐ整えると少し小さくなるので、ぎりぎりの枚数のときは1枚余分に用意しましょう。
お店によってサイズが違う理由
日本でいう「カットクロス」は、決まった規格の名前ではなく「あらかじめ切ってある布」のこと。たとえばセリアでは、同じカットクロスでも次のような大きさが並んでいます(2025年3月の紹介記事より)。
| 商品の例 | 表示サイズ |
|---|---|
| カットクロス(シーチング、柄物の多く) | 約35×30 cm |
| デニムカットクロス | 約44×50 cm |
| カットクロス ガール | 約40×55 cm |
| パッチワークカットクロスB | 約50×55 cm |
| デザイン・カットクロス | 約70×70 cm |
だからこそ、「何枚とれるか」はサイズを見てから計算するのが確実です。
ファットクォーターとは
ファットクォーターは、もともと米国で生まれたカット方法です。1/2 ヤード(18 in)を布幅の中央で半分に切った、ほぼ正方形に近い布で、約18×21から22 in(約46×53から56 cm)。欧州などメートル法の国では、50 cmを半分にした約50×55 cm(20×22 in)が「ファットクォーター」として売られ、米国のものより少し大きめです。
| 種類 | 大きさ | 使える目安 |
|---|---|---|
| 米国のファットクォーター | 約18×22 in(約46×56 cm) | 18×21 in |
| メートル法のファットクォーター | 約50×55 cm(20×22 in) | 50×54 cm |
| ファットエイス | 約9×22 in、メートル法は約25×55 cm | |
| ロングクォーター | 9 in × 布幅、25 cm × 布幅 | 布幅いっぱいの帯がとれる |
米国のファットクォーター(使える部分18×21 in)からは、5 in角が12枚、4 1/2 in角が16枚、3 1/2 in角が30枚とれます。メートル法の50×54 cmからは、12.5 cm角が16枚です。
定番のプレカット(カットクロスのセット)
海外の生地メーカーのプレカットは、日本の手芸店でも人気です。名前はメーカーごとに違いますが、大きさは共通しています。
| 名前(Modaの呼び名) | 1枚の大きさ | 枚数の目安 |
|---|---|---|
| チャームパック | 5×5 in(12.7×12.7 cm) | 42枚 |
| ミニチャーム | 2.5×2.5 in(6.35×6.35 cm) | 42枚 |
| レイヤーケーキ | 10×10 in(25.4×25.4 cm) | 42枚 |
| ジェリーロール | 2.5 in(6.35 cm)× 布幅 | 40本 |
| ハニーバン | 1.5 in(3.8 cm)× 布幅 | 40本 |
| デザートロール | 5 in(12.7 cm)× 布幅 | 20本 |
プレカットの端は、ほつれ止めのピンキング(ギザギザ)になっていることが多く、サイズはギザギザの外側の先端から測ります。インチで作られているので、プレカットを使うなら縫い代も1/4 inで計算すると、ぴったり合います。
作品に何枚いる?逆算の手順
例:ひざ掛け100×120 cmを、仕上がり10 cmの正方形で作る場合。
- 必要な枚数:横10枚 × 縦12枚 = 120枚(11.4 cm角)
- 約50×55 cmのカットクロスからは16枚。120 ÷ 16 = 7.5 なので、8枚あれば足ります
- 1種類の布でまとめて買うなら、110 cm幅から横に9枚とれるので、帯が 120 ÷ 9 ≒ 13.3 で14本。14 × 11.4 = 159.6 cm、地直し分5 cmを足して約165 cm、1.7 m買います
色をたくさん使いたいならカットクロス、同じ布をたっぷり使うなら布幅で買う。作品に合わせて選びましょう。
上手に使うコツ
- 地直しをしてから測る。 斜めにゆがんだまま裁つと、正方形がひし形になります。
- 柄の向きを見る。 一方向の柄は、縦横を回転させると向きが変わります。
- 耳は使わない。 縮み方が違うので、パッチワークのピースには入れないのが基本です。
- 残りは帯に。 中途半端に残った部分は、細い帯に切っておくと、ログキャビンやパイピングに使えます。

SewNQuiltで、手持ちの布から計算
SewNQuiltの「カットクロス」計算では、ファットクォーターやレイヤーケーキ、ジェリーロールなど定番のカットから、欲しいピースが何枚とれて何セット必要かを出せます。布幅で買うときは「裁断パーツの用尺」が、必要な長さを10 cm単位で教えてくれます。
布のストックには写真、繊維、幅、残りの長さを記録できるので、「この布で足りるかな」がすぐわかります。Buttonが、あなたの布棚をすっきり整えます。
よくある質問
カットクロスの標準サイズは?
決まった規格はなく、お店や商品ごとに違います。100円ショップでも約35×30 cm、約40×55 cm、約50×55 cm、約70×70 cmなどがあります。表示サイズを確認してから、何枚とれるかを計算しましょう。
ファットクォーターは何cm?
米国のファットクォーターは約18×22 in(約46×56 cm)、メートル法の国では約50×55 cm(20×22 in)です。どちらも、半ヤードまたは半メートルを布幅の中央で半分にした大きさです。
50×55 cmのカットクロスから10 cmの正方形は何枚とれる?
縫い代0.7 cmなら11.4 cm角なので、横4枚 × 縦4枚で16枚です。仕上がり7 cm(8.4 cm角)なら30枚とれます。
チャームパックは何cm?
5×5 in、約12.7 cm角が42枚入っているのが一般的です。端がピンキングになっているので、ギザギザの外側から測ります。
カットクロスと布幅での購入、どちらがお得?
たくさんの色や柄を少しずつ使うならカットクロス、同じ布をたくさん使うなら布幅で買うほうが無駄がありません。作品に必要な枚数から逆算して比べてみましょう。
プレカットを使うとき、縫い代は0.7 cm?
プレカットはインチで作られているので、1/4 in(約0.64 cm)で縫うと、パターンどおりの大きさにぴったり仕上がります。
関連ガイド
出典
- イチオシ(All About)「【100均】セリアの布おすすめ15選」2025年3月13日更新 https://ichioshi.allabout.co.jp/articles/common/501423 (2026年10月31日確認)
- Moda Fabrics「Precuts」(チャームパック、レイヤーケーキ、ジェリーロールなどの大きさと枚数) https://my.modafabrics.com/node/29570 (2026年10月31日確認)
- Pelenna Patchworks(英国)ファットクォーターとプレカットの大きさ https://www.pelennapatchworks.co.uk/moda-jelly-rolls-layer-cakes.html (2026年10月31日確認)
- 表の枚数は「横に何枚 × 縦に何枚」でSewNQuiltが計算しました(2026年10月31日)。
画像クレジット
- 布のロール:Sydney Sang(Pexels、ID 29396285) https://www.pexels.com/photo/assorted-fabric-rolls-on-wooden-floor-29396285/
- 図:SewNQuilt作成

